こんばんは ましゅーです。( -д-)ノ
(´・ω・`) 夏休み終了。
ねこーん
(  ̄っ ̄)ムゥ これからは冬休みを目指す旅。
ねこーん
ここから本編
今回の話題は【映画】です。
( ̄ー ̄)ニヤリ 映画版も鑑賞し終わりました。
ねこーん
今回紹介する作品はコチラです。
作品について
( ゚д゚)ウム 小説も面白かったしね。
羊と鋼の森
( ゚д゚)ウム 映像キレイ。
ねこーん
それでは紹介していきましょうか。
原作について
”宮下奈緒”さんの小説が原作となります。宮下さん曰く、「師がいて、そこに弟子入りする男の子を書きたかった。」のだそうです。
(´・∀・`)ヘー 成長していく男の子を書きたかったのかな?
ねこーん
過去の記事で小説も紹介させて頂いているのですが、作品全体に”白のイメージ”が漂っているんだよな。なんだろうな、作品全体に”冬空の下でピンと張った糸。”みたいな世界観があるんです。うん、あくまで僕のイメージだけど。
繊細でもアリ、柔らか。また、冬空の厳しさがあるんだけど、冬に感じる、”陽だまりの様な優しさ”も感じる作品なんです。それは師匠の厳しさと優しさにも近いんだよな。いいなあ、こんな作品好きだなぁ…。
小説も面白かったので読んでみてくださいね。
羊と鋼の森 文庫
出演者
監督 | 橋本光二朗 |
外村直樹 | 山崎賢人 |
板鳥宗一郎 | 三浦友和 |
柳信二 | 鈴木亮平 |
秋野匡史 | 光石研 |
佐倉和音 | 上白石萌音 |
佐倉由仁 | 上白石萌歌 |
こんな感じになっています。
”橋本光二朗”監督はまだ新進気鋭と言って良いのかな? 2015年から監督活動を開始されています。代表作は”orange”とかになるんですけど、恥ずかしながら、僕はマダ観ていないですね。
主人公である外村直樹を”山崎賢人”さんが演じられています。これはイメージ通りです。純朴で真面目な青年を演じさせると天下一品です。個人的には、彼が悪の限りを尽くす…的な役も見てみたいんですケドね。(トドメの接吻でクズ男を演じてますけど…そんなに悪い奴じゃないし。)
師匠役の板鳥宗一郎を演じているのは”三浦友和”さん。寡黙で多くを語らない。でも、主人公が岐路に立った時やヘコんでいる時に現れて道を指し示す。これが作者である宮下さん理想なのかな。”多くを語らない…。”でも、キチンと弟子を導いてゆく。難しいんですよね…これ。この理想像は、子供への教育や部下への教育にも通ずるものを感じます。
先輩役の柳信二を演じているのが”鈴木亮平”さん。これまたイメージ通り。頼りになる先輩役を上手に演じられています。しかし、彼が画面に出てくるたびに、「テッペキーン。」が頭に思い浮かんじゃいますケド。
( ^ω^ )ニコニコ てっぺきーん。
ねこーん
イメージと違ったのが秋野匡史役の”光石研”さんカナ。僕はもう少し若くてイケメンをイメージしていました。(笑) でも、最終的に違和感を感じなくなったのは役者の力量でしょうか。
あとは姉妹役の”上白石萌音”さんと”上白石萌歌”さん。この二人はホントの姉妹です。そして、名前も芸名でなく本名です。
ねこーん
( ̄σ ̄)ホジホジ いや、名前の方がビックリしたもん。
作品内容
高校時代に出会った、調律師”板鳥宗一郎”。彼が作り上げる音に、僕はあの日の”森の旋律”を感じた。何をしたいのか、これからどうするのか、僕は何処へ行くのか…。思い悩んでいた僕にとって、その調律の音は僕を世界へ連れて行ってくれる道しるべに見えた。
( ̄σ ̄)ホジホジ みたいな感じ。
ねこーん
内容は”青年の日常、そして、葛藤”です。作者である宮下さんが、「師がいて、そこに弟子入りする男の子を書きたかった。」と言われている通り、ただ愚直に調律師を目指す青年の話なんですよね。
ですので、”空気感と世界観、そして努力する青年…”を感じて楽しむ作品となっておりますので、観る人を選ぶと思う。たぶん嫌いな人は嫌いだと思うな。ガサツな人はタブン無理。
(´・ω・)エッ? 僕は意外と繊細よ。
ねこーん
ましゅーの評価
( ゚д゚)ウム 評価してみるか。
( ゚д゚)ウム こんなもんかな。
ねこーん
僕の感想
いやいや、この作品の号泣箇所はサイドストーリよ。
途中でね、主人公である外村が”初めて顧客のもとへ行き調律をする。”ってパートがあるんですよ。このパートが素晴らしいんです。小説の時から気にはなっていたんですけど、映像にするとね…コレはあかん。泣くヤツ。
。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン 悲しいのぅ…。
ねこーん
ネタバレになるのでちょっとだけ書きます。
初めて行った顧客のピアノは酷い状態だった。埃をかぶり、物置になっている状態。そして、そこにいる住人は、生気を失い、引きこもっているように見える男。
かつて、男にとってピアノは幸せの象徴だった。ピアノがある幸せの絶頂を男は謳歌していた。しかし、そんなある日、男は大きな不幸に襲われてしまう。悲しみに襲われ、男は幸せの象徴であるピアノを心の奥深くに沈めてしまう。
それから長い年月を経て、男はたったひとつの心の支えを失ってしまう。その支えを失った時、男を絶望の淵から救い出したのはピアノだった。
いやね、調律が終わり、試し引きをし終わった後に部屋の男が主人公へ振り返るシーンがあるんですよ。そのシーンがね…。
。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン コレはアカン。
ねこーん
泣きながら笑っているんです。コレはタマランかった。いま思い出しても泣ける。音楽が人を助けるってあると思うんですよ、僕は。このサイドストーリは本当に素晴らしかった。
ただね、映画全体で言うと…難しいと思うのよ、このタイプの映画は。
素直に書いちゃうと、苦悩した姉を表す”水のシーン”は要らないと思います。今まで恐ろしいほど用いられ、手垢が付いたような演出ですし、そこまで必要なシーンと思えませんし。(嫉妬を見せたりしながらも、ピアノを弾き続けられる姉はそんなに苦悩対象ではないような。)
また、主人公が深い森を歩くシーンが随所に用いられていますが、最後らへんは要らないような気もします。クドイです。
両方とも未来に向けての光を手探りで探してゆく演出だと思うんですけど…。どちらも見せ過ぎるとただのナルシストに見えちゃうんだよな。途中でシーンとして現れる風景映像とかは綺麗だし良いんだけど、苦悩を映像表現で過多に表し過ぎると、先の風景映像と合わさって演出家のエゴにも見えちゃうような。
(-ω-;)ウーン 惜しいなぁ…。
ねこーん
そんな事もアリ、演出は☆2.5とさせて頂きました。
ただ、作品全体としては良い出来だと思います。ピアノや音楽が好きな人は共感できることもあるんじゃないかな。また、山崎賢人ファンは要チェックかも知れませんヨ。(笑)
ではでは…。
映画って本当に楽しいですね。また次回の映画紹介でお会いしましょう。さよなら×3
(。・ω・)ノ゙ し~ゆ~。
ねこーん
少し前にwowowで見ました(・∀・)
わたしは鈴木良平さんが出てくると、「にいやん!」と言いたくなってしまいます(天皇の料理番)
それもワカル。( ゚д゚)ウム 凄く兄貴顔ですよね。(笑)
これは私もレビューを書きましたわ(映画の方)
光と音の演出がよかったなと思い出しました!
そうかぁ・・私も繊細な人間だったんだな(((uдu*)ゥンゥン
”ビー玉”さんは気に入ると思ってた。(笑) 繊細なのは知ってる。( ̄ー ̄)ニヤリ