どうも戻すらしいよ。

【雑談】”コロナウイルス” 未曽有の災害について書き示しておく。

雑談

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こんばんは ましゅーです。

今回はちょっと真面目なお話となります。ねこーんの出番もありませんので、よろしくお願いします。

ここから本編

今回の話題は【雑談】です。

雑談でも今回は少しめんどい話。今、最も身近な問題である”コロナウイルス”について記載して置こうと思います。

世界レベルでありながら、直ぐ身近にも忍び寄っている災害。そして、その災害以外にもさまざまな悪を振りまいている災害。

数ある問題の中でも、

  • 社会性を重視している民衆と個人主義の民衆による諍い。

に興味をそそられています。

「醜くもある。しかし、それが人間である証左かも知れない。」などと偉そうに考え、冷ややかな目で見ている自分がいますので、この話題について書いておきたいと思います。

コロナウイルスについて

現在の状況

先ずは、2020年4月26日現在のコロナウイルスの状況について記しておきます。

国外 感染者数:2,706,356人 死亡者数:187,358

国内 感染者数:12,829人   死亡者数:334人 ※Yahooニュースより

このような感じとなっています。

コレをみて素直に何を感じるでしょうか? 僕は、「思ったより死亡者数が少ない。」と素直に感じました。感染者数に対し、国外では6%、国内に至っては2%の死亡者数となっています。

過去に流行したサーズでの致死率が罹患者全体で14~15%。もちろん、これからコロナウイルスでの死亡者数は増えてゆく可能性もあります。しかし、今の状況では、「この程度の致死率を持った疾病である。」という事を理解した方が良いと思います。

死亡者数から見えるコト

コロナウイルスはその広範囲な拡散から未曽有の疾病とは言えます。役に立っているかどうかはわかりませんが、WHOも”パンデミック宣言”をした訳ですし。しかし、その致死率を考えると、僕は”対応や人の疾病に対する感度”に疑念が残ります。

これが”エボラ出血熱”や”コレラ”ならこの程度ではすみません。それこそ、「人類滅亡の危機。」です。ですので、罹患者は確実に隔離され、近付くコトすら不可となるはずです。また、疾病をうつされる、病気を広められる…と考えると、罹患者に対する差別や偏見もあるでしょう。

しかし、コロナウイルスの致死率を考えると…。

そこまで罹患者をヘイトしないといけないだろうか?」

というのが素直な僕の感想です。

僕が住む愛媛県でも罹患者が発生し、テレビなどによる報道で大々的に発表されました。その結果、罹患者の人たちは引っ越しを余儀なくされたそうです。(家などに張り紙をされたという話も聞きました。)

彼らがコロナウイルスで死亡することはないでしょう。しかし、今後の人生においては、「社会的に抹殺されたのではないか。」と思います。罹患する前の人生には戻れないのです。

そして、彼らを社会的に抹殺したのは、「恐怖をあおり続けるマスコミと正義感に駆られた民衆のせい。」だと僕は思います。

社会性を重視している民衆と個人主義の民衆による諍い

今回の疾病により、この問題が大きくクローズアップされていると僕は感じています。

社会性を重視している民衆

社会性を重視している人間は叫びます、「症状は出ていないが、ひょっとしたら自分は罹患しているかもしれない。大切な人たちにうつすかもしれない。自粛だ! 何もかも自粛だ!」と。

症状は出てません。また、PCR検査をしていないので、自分が罹患しているかどうかもワカリマセン。でも、自粛します。自粛に根拠は必要ありません。

その自粛のせいで経済が傾いても関係ありません。平時は利用している居酒屋が潰れても問題アリマセン。なにしろ、今は有事なのですから。

彼らにとってみれば、自粛中に勝手な事をするなどもってのほかです。「みんなが守っているのだから守るべき。」なのです。そこに自分の考えは存在しません。皆が守るから…、国が言うから守るのです。

大阪で、「自粛しないパチンコ店の店名が発表されました。」パチンコは遊興ですので、自粛してしかるべきとの考えの基にです。世間は実行に移した知事に賞賛を与えました。「素晴らしい、貴方は誇りだと。」。

パチンコ店も意見をテレビで述べました、「自粛したいのは山々だが、弊社は従業員を抱えている。充分な保証もないのに自粛は出来ない。彼らの生活は誰が守るんだ」と。そして、その声は民衆に掻き消されました。

僕はこの考え方、民衆の行動は危険だと思います。戦時が正にこの考えと一緒だからです。一部の権力者と報道の扇動により、民衆は正しいと思うコトを実行しているのです。正義と秩序というの名のもとに。人を殺すのも正義だと教えられ、ソレを信じていたのが戦時中です。

個人主義の民衆

個人主義の人間は叫びます、「キチンと予防すれば罹患する可能性は低い。三密さえ避ければ何をしても自由だ。だいたい世界中が自粛すれば、この先訪れる大不況でどのみち多くの人間が死んでしまう。俺は経済を守るためにしたい事をするんだ!」と。

症状は出てません。また、PCR検査をしていないので、自分が罹患しているかどうかもワカリマセン。でも、好きな事をします。経済を守るために。

経済を守るという大義のためなら、彼らは越境して近隣のパチンコ屋へ並びます。大丈夫、パチンコ屋も時間を短くして営業してますし、台も感染防止のために奇麗に拭いています。もともと、煙草が吸える場所だったので換気も充分ですし。

移動先の県に罹患者が少なくても問題アリマセン。知事から、「特別警戒区域の人たちは来ない様に。」と言われても関係ありません。なにせ、自分たちは今後の経済を守っているのですから。

だいたい、店も安全だし、車で移動するのだから余計なお世話です。途中でお腹が空いたり、トイレへ行きたくなってコンビニに寄ります。また、ガソリンスタンドでガソリンも入れます。デモ問題ありません。車の中ではひとりなのですから。

自粛中に湘南へ向かう大渋滞がニュースで報道されました。海水浴やサーフィンは屋外ですので問題ないとでも思っていたのでしょうか? このニュースを聞いた時は開いた口が塞がりませんでした。「この国の民衆はアホ」だと世界に発信したからです。

近くまで来ている危機を感じることが出来ない。また、様々な理由を付けてはいますが、けっきょく、「自分がやりたいようにやっているだけ。」です。

個人主義という文化に慣れず、また、平和ボケもしている日本人は、個人主義に伴う責任を理解していません。責任も果たさずに行う個人主義はただの自己中です。自己中心的な行動を個人主義だと解釈している日本人は多いと思います。

まとめ

「お前はどうなんだ。」と聞かれると、僕は自粛する生活を選んでいます。症状は出ていませんし、仕事には行っているので充分な自粛生活ではありませんが。

キャンプやゴルフが好きなのでホントは行きたいと思っています。キャンプやゴルフは三密をかわしているので問題ないとは思っているんですケドね、元来が小心者ですので、「もし、自分が遊びに行った場所で感染者が出たり、死亡者が出たら…」なんて考えたら楽しめないんです。

罹患するのも嫌ですし、自分がうつしたと思うのも嫌です。PCR検査をしたくとも簡単に検査できませんしね。だから、自分の精神衛生を守るために自粛してます。

今回の疾病は大災害だと思います。ですが、自分たちを見つめる良い機会だとも思います。

自分で考えて行動しているのか、また、自分の行動に責任を持っているのか?」

周囲に政府へ反発を強めている人がいるんですが、彼、選挙へ行ってないんですよ。ちゃんちゃらおかしいですよね。でも、前回の国政選挙を考えると日本国民の半分は政府に文句を言えませんよね、選挙率は50%切っていたんですから。困った時だけ政府に頼るというのもおかしな話です。

当たり前の話なんですが、平和ボケするとこんな感じになります。自分たちではなくて、困ったら政府や国が何とかしてくれると思っている。普段は気にもしてないくせに。

「自分のケツは自分で拭く。」

映画などで使い古されたセリフが真実を言い表しているのかもしれません。

ではでは…、

「人は考える葦である。」

考えるからこそ、人は葦の様にしなやかに生きてゆくコトが出来る。言い換えれば、考えなくなった人間など存在価値すら危ぶまれるのだ。周りにいないか? 日々の生活に追われ、考える事すら放棄してしまった人間を。

顔を上げろ。自分の本質を見ろ。今、貴方は何のために生きているんだ?

”ただ生きているダケ”の人生になるかどうかは、自分自身にかかっている。

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